精神科看護師として30年以上従事し2020年に開院いたしました。
様々な病院を経験して思うことは
「今なお、精神科の敷居は低くはない」ということです。
周囲や人の目、会社や学校での評価を気にして受診できない方、親がかわいそう
なので連れてこれないという方が、たくさんいらっしゃいました。
「こころの相談室 道へ」にある名前には
「皆さまが安心し、こころの健康を回復され、共に道を広げる」と
いう願いを込めて名付けました。地域に根ざし、信頼され、
愛される、こころの相談室を目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。
資格・専門資格など
- 精神看護専門看護師
- 精神科認定看護師
- 精神保健福祉士
- 心理カウンセラー
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
経歴
1992年
藤森看護専門学校看護専門課程 看護科第2部卒業
2016年
山陽学園大学大学院看護学研究科 CNSコース卒業
1992年
特定医療法人千水会 赤穂仁泉病院就職
2016年
社会医療法人寿栄会 ありまこうげんホスピタル就職
師長としての勤務経験も豊富にあり、
精神科認定看護師取得後は、
行動制限最小化に院内外でも活動。
専門看護師を取得後、組織横断的に活動。
2020年
こころの相談室 道へ 開院
- 眠れるようになった。
- 話す場が提供されたことで落ち着き、安定している。
部署移動にて、やりたかったことができなくなり、
モチベーションが低下している人
- 表情が穏やかになっており、新たなやりがいを見つけることができた。
新人教育担当者コンサルテーション
- 人の成長している部分を一緒に確認し、今後の進め方を共にかんがえることで、スタッフ一人で悩まなくなり不安された。
退職を考えている人
- 対処方法を一緒に考え、退職を思いとどまった。
気持ちの整理ができ、表情が明るくなり日常生活を
元気にすごせるなどのお声を頂いております。
恩師より開業メッセージ
心の相談室 荻窪・室長 川野雅資教授
奈良学園大学大学院看護学研究科看護学専攻精神看護学・教授
大西さんのこころの相談室へ
看護師が行う相談(カウンセリング)は、他の職種の専門家のカウンセリングと類似しているものの相違があります。一番大きな相違は、こころの課題と身体の不調や生活上の困難さを一緒に相談できることにあります。例えば、食べることが出来なくなり、学校にも行けなくなった思春期の方がいらしたら、看護師は、食べないことが思春期の身体にどのような影響があるか。を専門的に判断し、そのことと学校に行けないことで友人関係や学業にどのように影響するか、そして、食べることが出来ない心理的な苦しみは何か、ご家族はどのように対応したらいいのか困っていないか、というように多角的にその方の困りごとを考え、対処方法をご一緒に探すことが出来ます。大西恵さんは、20年以上にわたって看護師としてお困りの方たちの心身の健康の支援をしてきました。そして、大学院で高度な精神看護学を学習し、精神看護専門看護師の資格を取得し、精神科の病院で看護を実践し、地域の方たちと共同する活動を行ってきました。大西さんは、思春期から青年期、成人期の方たちそして認知症の高齢者の方たちとそのご家族、というようにほとんどすべての方たちの看護を実践してきました。このように広範囲にかつ専門的に実践を積み重ね、この度、わが国でも数少ない看護師が開業する、ということを始めました。小児期の方から高齢者の方まで、どうぞご気軽にご相談をしていただき、大きな心配になる前によい解決方法をご一緒に見いだして、充実した生活を送られる機会にしていただければと思い、こころの相談室へのご来談をここにお勧めいたします。